2013年2月24日日曜日

胃がん撲滅プロジェクト 中間報告1(1−3まとめ)

胃がん撲滅プロジェクトが
社会的にゆっくり進もうとしている現在、
当ブログであげさせていただいた内容を
いちど振り返らせていただきます。
約2年間のまとめです。


ABC検診の簡単な内容説明です。
一目で説明するとなると下記のようになります。

HPとはヘリコバクタ・ピロリ感染のことです。
PGはペプシノーゲン検査、胃炎検査のことです。


日本の胃がん検診の問題点をあげさせていただきました。
胃がん検診のバリウムを使った胃透視が
臨床の現場で行われる頻度がどんどん下がっていること、
それを読影する医師も減っている(高齢化している)
現実的な問題に直面しています。
胃がんが高率に発生する地域(塩分摂取の多いなど)では
まだまだ機能する検診の方法かもしれませんが、
都市部の胃がんは胃透視ではみつかりにくい細かい胃がんに
かわってきているようにおもいます。
それがどれくらい死亡率に影響するかという話ですが、
やはり時間がたつと進行がんとなり、
予後に影響するように思います。
ABC検診はリスクをもつ住民を拾い上げ、
除菌や内視鏡検査でできるだけ
胃がんが生命予後に関わらないように
チェックする方法です。


ABC検診に関わる費用について。
血液検査なので
コスト的には安価で済みます。
ただ、得られた結果をどう扱うかで
検診のクオリティが決まると思います。
ここからが正念場です。

以下続きます。


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