2012年8月26日日曜日
「手塚治虫少年の実像」を読んで
暑い日が続きますが、夏もあとわずですね。
今日は盆休み前に偶然図書館で手にした本の紹介です。
手塚治虫の小学校、(現大阪教育大学教育学部付属池田小学校)、中学校(現大阪府立北野高校)の同級生が書いた手塚治虫論です。残念ながら著者も故人となられており、亡くなられたあと出版されたようです。
面白くて、イッキに読んでしまいました。
裕福な家庭の子供としての生活の様子や、
学校ではいじめられっ子だったと後年周囲には語っていたそうですが、同級生からみたらそうでもなかったという内容など(本を読んだ印象では典型的ないじめられっ子ではないけれど、いじめられっ子の一亜型だったという感想をもちましたが)、兄弟のように過ごしていた同級生のはなしだけに「実像」とつくだけあって、リアル治虫を描いてくれております。
医専に入ったのが徴兵逃れだったことや、
蘭方医の曾祖父の話、
ベトナム戦争を契機としたデイズニー崇拝との決別、
壮絶な胃がんとのたたかいなど、
治虫を通して時代を物語ってくれています。
治虫の作品で
「陽だまりの樹」
「アドルフに告ぐ」
を手塚作品の到達点として特に詳しく紹介してもらっています。
とりあえずこの2作品を手元において、機会があったらまた紹介させていただきます。
2012年8月17日金曜日
戦争は続いている? 終戦記念日に考える。
昨日は五山の送り火でしたね。
一昨日は終戦記念日でしたが、この二つの出来事はなんの関わりもないのでしょうが、夏の終わりを感じさせる大きなイベントですね。
日本にとっての終戦記念日は8月15日なんですが、連合国にとっての戦勝記念日は9月2日、韓国、北朝鮮にとっての対日戦勝記念日は8月15日だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%97%A5%E6%88%A6%E5%8B%9D%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5
終戦記念日の前後に領土問題に関する事件などの報道がみられるのも、こういったことが関係しているのでしょうね。
いろいろ問題があるとはいえ、今日の日本の繁栄は民間人、軍人をふくめ、たくさんの方々の犠牲の上に成り立っていることを再認識しております。
今日は戦争を脳の反応という視点で考えてみました。
http://m.webry.info/at/charm/200911/article_14.htm?i=&p=&c=m&guid=on
戦争とけんかが根本的に違うものかどうかは判りませんが、けんかは個人が基本単位ですが戦争は集団を基本単位とし、その利益を確保するための武力を用いた行為をさすようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89#.E5.86.B7.E6.88.A6.E5.BE.8C
戦争に向かわせる脳をうむ原動力は貧困、飢え、あるいは全体主義的な社会などの生活環境によるというはなしがでてきております。
現在、過去の戦争を振り返ってみても、なるほどこれらのいくつかのポイントが重なりあうと戦争というかたちで現れるようです。
戦後の日本は貧困、飢えを克服し、戦争がおこりにくい環境がかたちづくられてきました。しかし、 格差社会といわれる現代においては、いつまたそちらに逆戻りするかわからないという危険性ははらんでいるように思います。
政治のことについては素人でよくわかりませんが、こちらもいつ全体主義に走るか判りません。
終戦記念日に考えた結論は、人間の脳に戦争という考えを起こさせないことは現在のところまだまだ難しいということです。
では、戦争を抑える方法を現在えらぶとしたら、貧困、飢え、全体主義を極力排除するということでしょうか。上記の3点は、川の流れのように、自然にしていると知らない間に流れやすい方向をしめしているようです。
周辺国との関係にはまだまだ難しい問題が山積されているますが、戦争をおこさせないためには全体主義については内政干渉という意味で関与できませんが、残り2点を意識した外交を展開することが自国の利益につながるのではないでしょうか?
かたい話題で失礼しました。
一昨日は終戦記念日でしたが、この二つの出来事はなんの関わりもないのでしょうが、夏の終わりを感じさせる大きなイベントですね。
日本にとっての終戦記念日は8月15日なんですが、連合国にとっての戦勝記念日は9月2日、韓国、北朝鮮にとっての対日戦勝記念日は8月15日だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%97%A5%E6%88%A6%E5%8B%9D%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5
終戦記念日の前後に領土問題に関する事件などの報道がみられるのも、こういったことが関係しているのでしょうね。
いろいろ問題があるとはいえ、今日の日本の繁栄は民間人、軍人をふくめ、たくさんの方々の犠牲の上に成り立っていることを再認識しております。
今日は戦争を脳の反応という視点で考えてみました。
http://m.webry.info/at/charm/200911/article_14.htm?i=&p=&c=m&guid=on
戦争とけんかが根本的に違うものかどうかは判りませんが、けんかは個人が基本単位ですが戦争は集団を基本単位とし、その利益を確保するための武力を用いた行為をさすようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89#.E5.86.B7.E6.88.A6.E5.BE.8C
戦争に向かわせる脳をうむ原動力は貧困、飢え、あるいは全体主義的な社会などの生活環境によるというはなしがでてきております。
現在、過去の戦争を振り返ってみても、なるほどこれらのいくつかのポイントが重なりあうと戦争というかたちで現れるようです。
戦後の日本は貧困、飢えを克服し、戦争がおこりにくい環境がかたちづくられてきました。しかし、 格差社会といわれる現代においては、いつまたそちらに逆戻りするかわからないという危険性ははらんでいるように思います。
政治のことについては素人でよくわかりませんが、こちらもいつ全体主義に走るか判りません。
終戦記念日に考えた結論は、人間の脳に戦争という考えを起こさせないことは現在のところまだまだ難しいということです。
では、戦争を抑える方法を現在えらぶとしたら、貧困、飢え、全体主義を極力排除するということでしょうか。上記の3点は、川の流れのように、自然にしていると知らない間に流れやすい方向をしめしているようです。
周辺国との関係にはまだまだ難しい問題が山積されているますが、戦争をおこさせないためには全体主義については内政干渉という意味で関与できませんが、残り2点を意識した外交を展開することが自国の利益につながるのではないでしょうか?
かたい話題で失礼しました。
2012年8月12日日曜日
2012年8月5日日曜日
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