今回、がん検診学会が伝えたいことは、繰り返しになりますが、次のようです。
「A群には、リスクのある偽A群や、経過観察が必要と思われる(感染既往群)も一部含まれます。
検診でA群と判定された場合、リスクなしとは考えずにおいてください。」
「A群と判定されても一度は内視鏡検査を受けて感染既往の有無について判定してもらってください。」
「内視鏡の結果、感染既往なしと判定されたら、リスク検診の本当のA群(真A群)となり、以後の検診の必要性はほぼ無くなります。真A群以外の判定となった人はリスク検診のBC群に準じて経過観察を受けてください。」
最後にリスク検診の質疑応答でわかりやすいものがあったので、リンクは貼らせていただきます。
ABC検診ゼミナール
リスク検診は検査方法が簡単で、費用負担も少なく、より多くの方に受けていただくことができる検査方法です。
がん検診と組み合わせて、検診の精度を上げることや、検診に要するコストを下げることに活用できれば幸いです。