2012年8月17日金曜日

戦争は続いている? 終戦記念日に考える。

 昨日は五山の送り火でしたね。

 一昨日は終戦記念日でしたが、この二つの出来事はなんの関わりもないのでしょうが、夏の終わりを感じさせる大きなイベントですね。

 日本にとっての終戦記念日は8月15日なんですが、連合国にとっての戦勝記念日は9月2日、韓国、北朝鮮にとっての対日戦勝記念日は8月15日だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%97%A5%E6%88%A6%E5%8B%9D%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5

 終戦記念日の前後に領土問題に関する事件などの報道がみられるのも、こういったことが関係しているのでしょうね。

 いろいろ問題があるとはいえ、今日の日本の繁栄は民間人、軍人をふくめ、たくさんの方々の犠牲の上に成り立っていることを再認識しております。

 今日は戦争を脳の反応という視点で考えてみました。

http://m.webry.info/at/charm/200911/article_14.htm?i=&p=&c=m&guid=on

 戦争とけんかが根本的に違うものかどうかは判りませんが、けんかは個人が基本単位ですが戦争は集団を基本単位とし、その利益を確保するための武力を用いた行為をさすようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89#.E5.86.B7.E6.88.A6.E5.BE.8C

 戦争に向かわせる脳をうむ原動力は貧困、飢え、あるいは全体主義的な社会などの生活環境によるというはなしがでてきております。

 現在、過去の戦争を振り返ってみても、なるほどこれらのいくつかのポイントが重なりあうと戦争というかたちで現れるようです。

 戦後の日本は貧困、飢えを克服し、戦争がおこりにくい環境がかたちづくられてきました。しかし、 格差社会といわれる現代においては、いつまたそちらに逆戻りするかわからないという危険性ははらんでいるように思います。

 政治のことについては素人でよくわかりませんが、こちらもいつ全体主義に走るか判りません。

 終戦記念日に考えた結論は、人間の脳に戦争という考えを起こさせないことは現在のところまだまだ難しいということです。

 では、戦争を抑える方法を現在えらぶとしたら、貧困、飢え、全体主義を極力排除するということでしょうか。上記の3点は、川の流れのように、自然にしていると知らない間に流れやすい方向をしめしているようです。

 周辺国との関係にはまだまだ難しい問題が山積されているますが、戦争をおこさせないためには全体主義については内政干渉という意味で関与できませんが、残り2点を意識した外交を展開することが自国の利益につながるのではないでしょうか?

 かたい話題で失礼しました。







2 件のコメント:

  1. とりあえず私としては、こんな小さな島国の日本が、侵略を考えた事が不思議です。
    そんな無謀な考え方が、多くの国民を犠牲にしたと考えると、ムカムカします! (`ε´)

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  2. 世界の歴史を振り返って、戦争のきっかけを作った軍部、元首の行動には何か常識から大きく外れた異常さがつきまといますね。近代の戦争の特徴は世論の操作も重要な要素になっているように思います。太平洋戦争は時代の流れから避けられないものだったかもしれませんが、同じような過ち、被害を繰り返さないためにも、重要な情報、判断を人任せにしないと常日頃こころがけることも大切かもしれませんね。

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