2014年1月15日水曜日

日本海軍はなぜ過ったか

 年末年始に本棚の整理をしていると、
読みたい本がでてきました。

旧帝国海軍OBが、
1980〜91年に、
さきの大戦に対する反省ついて、 
行われた会合です。

会合の内容が、
約400時間のテープに録音されていて、
2009年にNHKのドキュメンタリー 番組として、
放映されました。

本は番組の解説、対談集なのですが、
戦争のアウトラインを判りやすく説いてくれています。



備忘録として、
自戒の意味を含めて、
印象に残った言葉を書き出してみました。

「予算規模10倍の敵に勝てると信じた」
「敵は陸軍」 

「縦割りで遂行された。
 横のつながりがみられなかった。」
「仲良しクラブ」
「自分の組織が第一」
「自分たちの権力を保持するために、相手を敵にする」
『「抵抗勢力」 相手を潰すための方策』

「列外のもの、発言すべからず」

『責任回避
「部署の失敗であって、自分の失敗ではない」』

「武力衝突を回避しながら、自国の意志を通そうとするのが、外交。」

「 物語としての戦争がどんどん増えている」

本当の戦争は、悲惨という言葉以外あてはまらないと思います。
物語としての戦争より、真の戦争を理解し、再び起こさないために、
戦争を忘れないで勉強してくださいと、
最後にくくられていました。




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