秋に向けて、そろそろ仕事をしないとですね。
つい先ごろ、新聞記事で、胃がん検診に対する厚労省の新しいガイドラインの案が報告されました。それは、対策型検診に、いままで通りのバリウム検診を推奨し、あらためて内視鏡を用いた検診及びABC検診を推奨しない(報道では内視鏡のみ掲載)というものでした。論文を吟味した結果、死亡率減少にいたる効果を証明できなかったということです。
新聞記事要約
http://www.asahi.com/national/update/0819/TKY201308180215.html
http://digital.asahi.com/articles/TKY201308180358.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201308180358
記事をたどっていくと、根拠となった内容を示す、ドラフト、エビデンステーブルがありましたので、関係者は一度ご覧下さい。
http://canscreen.ncc.go.jp/koukaiforum/igan.html
以前にも挙げさせていただいたかもしれませんが、
胃がん検診における問題のひとつは、低受診率です(特に都市部)。
(当地区では100人を検診対象人口としたら、
実際検診を受けられるのは6人程度です。
残りの94人のひとは実際、さまざま理由で受けられていません。
大腸がん検診は25人程度が受けられるので、
胃がん検診の存在を知らなかった訳ではなさそうです。)
胃がん王国の韓国(死亡率世界1位、日本は2位〜3位)は、
汚名を返上するべく、現実的な対策をとっています。
それは、胃がん検診で、従来のバリウム検診に、
内視鏡検診を選択制として加えることにより、
受診率、癌発見率の向上がみられたということです。
死亡率減少効果の言及はありませんでしたが、
胃がんの5年生存率は10年超の間で2−3割上がったとのことです。
(発表の抄録から抜粋)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3138921/
ABC検診や内視鏡検診を選択制として加えることにより、
受診率を上げられることは確実でしょう。
論文の評価だけに拘らずに、
韓国のような戦略をたてる必要があるように思います。
日本も韓国に負けず、劣らず、胃がん大国なので。
つい先ごろ、新聞記事で、胃がん検診に対する厚労省の新しいガイドラインの案が報告されました。それは、対策型検診に、いままで通りのバリウム検診を推奨し、あらためて内視鏡を用いた検診及びABC検診を推奨しない(報道では内視鏡のみ掲載)というものでした。論文を吟味した結果、死亡率減少にいたる効果を証明できなかったということです。
新聞記事要約
http://www.asahi.com/national/update/0819/TKY201308180215.html
http://digital.asahi.com/articles/TKY201308180358.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201308180358
記事をたどっていくと、根拠となった内容を示す、ドラフト、エビデンステーブルがありましたので、関係者は一度ご覧下さい。
http://canscreen.ncc.go.jp/koukaiforum/igan.html
以前にも挙げさせていただいたかもしれませんが、
胃がん検診における問題のひとつは、低受診率です(特に都市部)。
(当地区では100人を検診対象人口としたら、
実際検診を受けられるのは6人程度です。
残りの94人のひとは実際、さまざま理由で受けられていません。
大腸がん検診は25人程度が受けられるので、
胃がん検診の存在を知らなかった訳ではなさそうです。)
胃がん王国の韓国(死亡率世界1位、日本は2位〜3位)は、
汚名を返上するべく、現実的な対策をとっています。
それは、胃がん検診で、従来のバリウム検診に、
内視鏡検診を選択制として加えることにより、
受診率、癌発見率の向上がみられたということです。
死亡率減少効果の言及はありませんでしたが、
胃がんの5年生存率は10年超の間で2−3割上がったとのことです。
(発表の抄録から抜粋)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3138921/
ABC検診や内視鏡検診を選択制として加えることにより、
受診率を上げられることは確実でしょう。
論文の評価だけに拘らずに、
韓国のような戦略をたてる必要があるように思います。
日本も韓国に負けず、劣らず、胃がん大国なので。
バイノーラル、セロテープをあてたところが折れた部。 |
コストダウンの時代。 さすがに交換部品のゴムの質は昔より落ちているよう。 |
25年使い続けた聴診器。
耳あてのゴムや先端の膜の部分は、
ときどき換えてきたのですが、
先日、本体(バイノーラル)が折れてしまい、
使用困難となりました。
バイノーラルをまとめて交換することにより、
継続使用可能となりました。
耐久性には恐れ入ります。(アメリカ製)
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