胃がん撲滅プロジェクトが
社会的にゆっくり進もうとしている現在、
当ブログであげさせていただいた内容を
いちど振り返らせていただきます。
約2年間のまとめです。
ABC検診の簡単な内容説明です。
一目で説明するとなると下記のようになります。
HPとはヘリコバクタ・ピロリ感染のことです。 PGはペプシノーゲン検査、胃炎検査のことです。 |
日本の胃がん検診の問題点をあげさせていただきました。
胃がん検診のバリウムを使った胃透視が
臨床の現場で行われる頻度がどんどん下がっていること、
それを読影する医師も減っている(高齢化している)
現実的な問題に直面しています。
胃がんが高率に発生する地域(塩分摂取の多いなど)では
まだまだ機能する検診の方法かもしれませんが、
都市部の胃がんは胃透視ではみつかりにくい細かい胃がんに
かわってきているようにおもいます。
それがどれくらい死亡率に影響するかという話ですが、
やはり時間がたつと進行がんとなり、
予後に影響するように思います。
ABC検診はリスクをもつ住民を拾い上げ、
除菌や内視鏡検査でできるだけ
胃がんが生命予後に関わらないように
チェックする方法です。
ABC検診に関わる費用について。
血液検査なので
コスト的には安価で済みます。
ただ、得られた結果をどう扱うかで
検診のクオリティが決まると思います。
ここからが正念場です。
以下続きます。
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